山口県外の人が聞いても「?」となる、ながとで使われる「とっさのひとこと」を紹介します。この連載で勉強すれば、地元の人が何と言ってるか分かるようになる…かも。いつもおたよりありがとうございます! おかげさまで今回も読者からいただいた投稿ネタからのご紹介です。
Can you speak Nagatoben? 第9回 例文
【こねーなところにおいちょったらかやれるやろーがね!!】
●訳:「こんなところのに置いていたらこぼれるでしょう!!」
●文節:「こねーな/ところに/おいちょったら/かやれるやろーがね」
投稿:ひじきちゃん さん
【解説】
・こねーな=こんな
・おいちょったら=置いていたら
・かやれる=こぼれる
ものが「こぼれる」ことを「かやれる」と言います。特に液体に向けて使うイメージが強いです。余談ですが、長門の人は「こんな」と「こねーな」を使い分けます。丁寧にゆっくりとしゃべる時は「こんな」と言いますが、早口になればなるほど「こねーな」が頻出します(個人差あり)。
「Can you speak Nagatoben?」次回お楽しみに!
文章ネタ募集中!
「Can you speak Nagatoben?」コーナーで扱う、ながとの言葉で作った「ながとの人はわかるけど、山口弁が分からないひとは理解できない」文章を募集しています!
思いついた方は、ぜひコチラの情報提供フォームより応募ください。