山口県外の人が聞いたら「??」となるような、ながとで使われる「とっさのひとこと」を紹介します。この連載で勉強すれば、地元の人が何と言ってるか分かるようになる…かも。第1回はこちら!
Can you speak Nagatoben? 第1回 例文
【あごーしごーするけーてごーしてーや】
●訳:「トビウオをさばくので手伝ってください」
●文節:「あごー/しごー/するけー/てごー/してーや」
●ブレスの位置
※早口の人はワンブレスで話すこともあります
【解説】
・あご=トビウオ
・しごする=下処理をする、さばく
・てごする=手伝う
「あご」は九州や島根県でもよく使われます。この例文は「あご」、「しご」、「てご」それぞれのお尻を「ごー」と伸ばし、リズムを作るのがポイントです。ちなみに、「てごーしてーや」の前に小さく「ちょ」と入れると、よりネイティブスピーカー感を演出できます。トビウオを捌くのを手伝ってほしい時に、ぜひ使ってみてください。
「Can you speak Nagatoben?」次回お楽しみに!
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