ながとと編集“中”記(2019/9/5)

本日も、ながととへご訪問いただきありがとうございます。山口県長門市の地域おこし協力隊、村尾悦郎です。

 

ちょっと遅くなってしまいましたが、8月末をもって退任された俵山地区の地域おこし協力隊・中野さんの報告会レポートを昨日アップしました。皆さま、いかがでしたでしょうか?

中野さんがついに退任……そのまま定住されるとはいえ、寂しい気持ちです。

あらためて、地域おこし協力隊“見習いハンター”中野さんは、僕にとって特別な存在だったなと感じています。今日はそのお話をさせていただきます。

 

約3年前のちょうど今頃、東京でサラリーマンをしていた僕は長門へのUターンを考えはじめました。長門市の現状や仕事のこと、行政の動きなどを伺いながら、移住関係の相談所やイベントに顔を出し、情報を集めていく内に「地域おこし協力隊」という仕事のことを知りました。そんな中で、当時着任したばかりの「長門市地域おこし協力隊俵山担当・中野博文」という存在をFacebookで知るのです。

 

「なんだこの人、すげぇな……」

 

いきいきとした文章と写真で「俵山サイコー! ハンター生活サイコー!」と、全力で発信しする様子に度肝を抜かれました。その姿に引き込まれ、協力隊のFacebookページを定期的にチェックするようになり、「僕も地域おこし協力隊に入って、長門の街に関わりながら自分の生活を作って行きたい」と、思うようになったのです……つまりファンですね(笑)。そうして2017年の春、僕は長門市地域おこし協力隊 観光担当として着任します。中野さんが「画面の向こうの人」から、「同じ仕事の仲間」になりました。

 

TVタレントなどでよく「カメラが回ってない時は別人」という話があったりしますが、中野さんは「画面の向こうそのまんま」でした(笑)。

楽しいことには「やったー! すげぇうれしい!」

疑問に思い、分からないことは「え、分かんない! それってどういうこと!?」

と、思いをストレートに投げかけてくる。

とても話しやすく、親身になってくれるので、仕事への “分からない” だらけだった着任1年目の僕はよく相談に乗ってもらっていました。活動に対する考え方、時間の使い方、予算の使い方、退任後に向けてどんなことをするべきか……それこそ無駄話もたくさんたくさんしていました。時には教わることもあり、時には意見が食い違うこともある。けれども「まあ、そこは個人の好みだな!」と、お互いに笑いながら話せる、絶妙な関係の “仲間” であれたと僕は思っています。

 

今回、そんな中野さんの退任報告会に参加し、レポート記事を書きながら僕があらためて感じたのは、中野さんは「長門での生活に確かな光を感じている」ということでした。

 

「本当の豊かさってなんだろう?」という問いかけからはじまり、自分の思い描く“幸せの形”を徐々に徐々に作り上げ、これから先も追及していくであろう中野さん。その根本にある「より良くありたい」という思いに僕も影響され、ここにいるのかもしれません。

 

そして、「より良くありたい」という思いを大切にしてくれる人や土壌が長門には確かにあるのだな、とも思います。

 

なんだか僕まで退任するような気持ちになってきたのでそろそろやめにしますが(笑)、僕も残りの活動期間が短くなってきました。自分の思い描く「より良く」を、しっかりと追い求めていこうと思っています。

 

2019年9月5日
村尾悦郎