11月30日(土)と12月1日(日)に、長門市内で「ながと食べラン」という催しが開催されます。「ながと食べラン」は“走る”と“食べる”、2つの要素で長門を楽しむ「ファンラン&ウォークイベント」。実際にどのようなイベントなのか、主催者の一ノ枝亮輔さん(長門市地域おこし協力隊/通称:いっちー)にお話を聞いてみました。
「ながと食べラン」とは?

▲一ノ枝亮輔さん(長門市地域おこし協力隊)
―「ながと食べラン」ってどんなイベントなのでしょうか?
いっちー:まず、僕が一昨年、昨年と開催してきた「ながと旅ラン(参照記事:『新感覚スポーツイベント「ながと旅ラン」の魅力』)」というイベントがあって、それがベースになっています。「集合場所だけ一緒で、周辺のマップを渡して一日自由に走り回る」という、“長門を走ること”に焦点を当てたもので。『競わない』、『計測しない』、『コース自由』という3つのキーワードを掲げています。
―『競わない』、『計測しない』、『コース自由』にはどんな思いが込められているのですか?
いっちー:『競わない、『計測しない』ですが、 自分の走りたい、もしくは歩きたいペースで長門市の魅力を堪能していただきたいので、順位をつけたり、タイムを計測していません。トレーニングのように速く走りたい人は速く走って、のんびり仲間とおしゃべりしながら走る“しゃべラン”しても全然OKなんです。
―では『コース自由』は?
いっちー:「肩の力を抜いて地域の魅力に触れてもらいたい」という思いからです。事前に配布するマップを頼りに、自分が行きたい場所を巡るスタイルで。走るだけでなく、観光スポットやお店に立ち寄ったり、ゆっくりごはんを食べたり……いろんな楽しみ方をしてもらいたいですね。
―なるほど。そんな「旅ラン」が、今年は「食べラン」というタイトルに変わったということですか?
いっちー:変わったというか、進化したものとして企画しています。今回は“食”の要素をフォーカスした内容にしました。
―具体的にどのような仕掛けがありますか?
いっちー:イベント当日、長門市内の協力店舗さんが「エイド」となり、お店ごとの名物を食べたり飲んだりできます。「エイドを目的に走っては食べて、そしてまた次のエイドへ向かう!」といった楽しみ方ができますよ。食いしん坊なランナーさんにはもってこいのイベントだと思います(笑)
―いっちーさんも食いしん坊ですか?
いっちー:もちろんです!(笑) 自分で「こんなイベントがあったらいいな」と思うものを作っていますから。
―「走って食べる」って、なかなか想像ができないんですが、しんどいのでは?
いっちー:満腹になるほど食べてすぐに走るのは無理でだと思うので、「食べラン」では「つまみ食い」のイメージで、エイドを設定しています。
―ゴール後にもプログラムがありますね
いっちー:ゴール後に、その人が立ち寄らなかったエイドの品を交換することができます。なので、すべてのエイドに無理に行かなくても大丈夫ですよ。そして、参加者同士の交流会を兼ねた「シェア会」も予定しています。エイドの品を食べながら走った感想、情報交換などトークに花を咲かして欲しいと思っています。
―最後に、「食べラン」参加者さんにはどんなことを感じて欲しいですか?
いっちー:僕は自動車の早いスピードではなく、自分の足で走る、もしくは歩くスピードだからこそわかること、知れること、楽しめることがあると思っているので、その感覚を分かってもらえて、楽しんでもらえたらうれしいですね。
ながと食べラン募集中!
ながと食べランは現在、参加者募集中です。走って食べて、長門の魅力を体いっぱいに感じてください。募集締め切りは11月22日(金)までなので、興味のある方はお早めに!
■イベント詳細
▼開催日
・「ながと食べラン in 宇津賀」:11月30日(土)
・「ながと食べラン in 長門」:12月1日(日)
▼時間
10:00~16:00
▼参加料
・一日のみ:¥3,500(税込)
・2日間参加:¥6,000(税込)
※参加者には温泉券&ドリンクの特典つき
▼申し込み
イベント公式サイトよりエントリー