山口県長門市は街の人口に対してやきとり店の店舗数が非常に多く、“やきとりのまち・ながと”として全国にアピールしています。今回、ながととではそんな“やきとりのまち”っぷりを裏付けるような情報をキャッチ。なんと、市内の小学校ではながとのやきとり文化を学ぶため、「やきとりを炭火で焼く」体験授業があるというのです。さっそく、編集部がそのおいしそうな授業の様子を取材してきました!
取材/撮影:村尾悦郎
やきとり体験授業その1:まずは火おこし!
今回は長門市立深川小学校3年生の授業にお邪魔しました。やきとりの指導を行なうのは市内のやきとり店「ちくぜん」の青村さんと、深川養鶏の磯部さんです。

▲左から、磯部さん(深川養鶏)と青村さん(ちくぜん)
授業では七輪を使用! 本格的です。
初めに青村さんが火おこしのセッティングを説明しながら、先生がお手本を見せていきます。まずは丸めた新聞紙を七輪に置いて…
その上に着火剤をセットします。
着火剤を見た子供たちからは「カレー(ルゥ)みたい!」という声が。
これには磯部さん、苦笑い。
続いて炭を置きます。炭は小さい炭→大きい炭の順に載せていきます。
先生「こんな風に置いてくださ~い」
ひとまずここまでを子供たちが実際にやっていきます。4人ほどの班に分かれて、スタート!
丸めた新聞紙の上に着火剤を入れて…
小さな炭から組んでいきます。
いよいよ着火…緊張の一瞬!
うまく新聞紙に火が付いたら、うちわで扇ぎながら火を大きくしていきます。
中々火が着かない七輪には、磯部さんのガスバーナーが出動します。
捲き起こる煙に子供たち「くさい~。」
負けずに扇いでいきましょう! 青村さんと磯部さんが、扇ぎ方のコツや火力の調節方法を教えていきます。
炭にしっかりと火がつきました!
火が付いた七輪には網をかけていきます。