長門市の宇津賀(うつが/うつか)地区は油谷半島の日本海側に面した土地で、「元乃隅神社」や「東後畑棚田」など、市内の絶景スポットが集まる地域です。そんな宇津賀では最近、地域のお母さんたちが作るお弁当が人気を呼んでいるのだとか。今回ながとと編集部は、そのお弁当づくりを行なっている団体「うつが工房」のみなさんにインタビューしました。お弁当づくりを通じた地域の人とのふれあいや、工房のみなさんの次なる野望(?)など、興味深いお話がたくさん聞けたので、ぜひご覧ください!
取材/撮影:村尾悦郎
うつが工房さんのお弁当
この日の献立は、わかめご飯、野菜炒め、味付きカルビ、チーズ入りマカロニサラダ、あんかけじゃがいも団子、ブロッコリー、パプリカ、奈良漬けでした。メニューは毎回違うものを出しているそうです。

▲お弁当はお手製のオビ付き。
お弁当づくりの様子を見学
みなさん、朝早くから集まって調理をされていました。

▲調理は、JAの加工場を借りて使っているとのこと

▲完成した総菜から順次盛り付けていく
調理、盛り付け、片付けの役割分担を、それぞれが判断し、効率よくお弁当が作られていきます。

▲調理の加減はメンバーで話合いながら進めていく

▲できたてのあんかけじゃがいも団子

▲盛り付け方も話合いながら決めていく
おしゃべりしながら調理する場面もありますが、みなさん真剣そのもの。黙々と作業を進められていきます。

▲みるみるうちに40人前の弁当ができあがっていく

▲炊きあがったごはんを冷ます。この日は2升5合ほど炊いたという

▲ごはんが盛り付けられ、いよいよ完成間近

▲この日、ごはんには刻んだ新わかめが乗っていた

▲完成!

▲蓋をした後で帯をつけ、注文数ごとにお弁当を振り分けていく
そして配達へ! 作ったお母さん自ら注文したお客さんへ届けます。

▲その日注文のあった場所へ担当を振り分け、それぞれが届けに行く