ながとラガーマンのソウルフード「肉飯」のおはなし:桃屋食堂インタビュー ~前編~

■「肉飯」のルーツとデザートのひみつ

―さて、桃屋さんの人気メニュー「肉飯(にくめし)」についてお伺いします。肉飯が生まれたきっかけは何かあるんでしょうか?

竹原さん
竹原さん

きっかけというかね、ルーツがあるんですよ。僕は神戸にいたことがあったんだけど、神戸のお店に肉飯というものがあって。

▲こちらが桃屋さんの肉飯。ごはんの上に肉と白菜が入ったあんかけがたっぷりと乗っているのが特徴だ

―桃屋さんのスタイルの肉飯が神戸にも?

竹原さん
竹原さん

ウチのとはまた違うんです。神戸の肉飯はライスの上に餡がチョロっと乗っていて、それを崩しながら食べるんですよ。

―餡が全体にかかってるわけではないんですね。

竹原さん
竹原さん

そう。ちょうどカレーみたいにご飯と混ぜながら食べる感じで。それを僕は丼にしたんですが、まあこれが難しいんです。

―というと?

竹原さん
竹原さん

まず丼にすること自体が難しくて。元の神戸スタイルは餡が塩辛く作ってあったから、ご飯全体にかかっていてもしょっぱくないように味を調整するのが大変でした。

―なるほど。

竹原さん
竹原さん

(神戸スタイルのように)辛く作るほうが楽なんですけどね、それをあえて丼にするっちゅうのが難しかったんですよ。ウチは今、料理の後に全員にデザートを出してるでしょう?

―はい、ゼリーとアイスが付きますよね。

▲デザートに出されるゼリー&アイス

 

竹原さん
竹原さん

あれはね、元々肉飯と天津飯を注文したお客さんだけに出してたんですよ。

―えっそうなんですか?

竹原さん
竹原さん

今みたいに全ての料理へのサービス品ではないんですよ。肉飯と天津飯を食べたら後口が塩辛くなるでしょう。そうして喉が渇くので、お口直しをしてもらうために出していたんです。

―そうだったんですね。

竹原さん
竹原さん

でも、肉飯と天津飯以外のお客様、特にお子さんからの要望もあってね。「じゃあいいや、みんなに出してあげよう」っていう感じで配ってる(笑)

―あのゼリーは自家製ですよね?

竹原さん
竹原さん

はい。昔は杏仁豆腐やマンゴーゼリーなんかもありましたが、だんだん原価が上がってきちゃって(笑) 今はこのゼリーのみになってますね。

 

■桃屋さんインタビュー後編はこちら

 

 

Information

「桃屋食堂」
・住所:山口県長門市仙崎新町1410-1
・営業時間:(昼)11:30~14:00/(夜)17:30~20:00
・定休日:火曜日